柳生と疋田

本日は居合文化研究会新潟支部の定例稽古。
大人二名。
村上体育館柔道場にて。

定例と言いながらもコロナ禍の影響で今年初になってしまいました。
稽古や飲み会などしづらい状況はまだ変わりませんね。

今回は居合ではなく、
新陰流の剣術稽古を行いました。
一緒に稽古しているM氏は
柳生の新陰流を稽古しているので、
私の稽古する疋田の新陰流と
お互いを比較するための交流稽古です。

主にエンピ(柳生では燕飛/疋田では猿飛)
を比較してみました。

動画や本など見ても
あまり理解は進みませんでしたが、
実際に身体を通してみると共通点がかなり多く、
元は同じ形だったのだろうなと実感が持てます。

何百年も前に編み出された形がそれぞれに変化し、
明治維新後も数代を経ていても、
同じものだと実感できたことに感動を覚えました。

二つの流れの新陰流を
こうして味わうことのできる縁に感謝。

三学、エンピと稽古して
あっという間の二時間半でした。
覚えきれていないので、
また次回もやりたいものです。

稽古後は村上の飲み屋にて二次会。
いつもの通り飲んだくれて
楽しいひとときでした。

稽古内容
新陰流
三学、エンピ

写真
上は伝書を元に復元した疋田の新陰流の木刀
下は柳生の新陰流の木刀